次亜塩素酸水 除菌・殺菌 雑談

注意!次亜塩素酸と次亜塩素ナトリウムは違う

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先日、次亜塩素酸水生成器の話題をブログに書きました(「コロナも死滅だ次亜塩素酸水」)。 当方では、次亜塩素酸水自体が万能水という立場は取っていませんが、各種病原細菌うあウィルスへの殺菌作用のある媒体として活用が可能であり、且つ効果も期待できるという事でご紹介をしていますが、もう少し正確な情報と実態を見ていきましょう。

ズバリ!新型コロナウィルスに効果があるのか?

消毒・殺菌作用があると言えども、例えば、世間を賑わしている新型コロナウィルスに効果があるのか? 副作用は無いのか?重要な点です。
2020年4/28現在、経済産業省が実証実験(有効性評価)に乗り出しています。
効果の裏付けが立証されて初めて「有効」だと言い切る必要があります。

また、一般機能水研究振興財団も効果が期待できるだろうという「 新型コロナウイルスに対する次亜塩素酸水の有効性について 」の見解を出しています。
こちらは、実験・検証を行った報告はありませんので、上述の経産省の実験結果を待った方が良いです。

次亜塩素酸ナトリウムと書かれているが同じなの?

話題としてPick Upしてしまいますが、新型コロナウィルスの感染対策の一つとして、厚生労働省が「新型コロナウィルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)」を公開しています。

この記事内に、「次亜塩素酸ナトリウム」という言葉が出現しますが、次亜塩素酸水とは全く性質が異なります。

  次亜塩素ナトリウム ≠ 次亜塩素酸水

何故、紛らわしい媒体が出現するのか・・・。これは、どちらも消毒・殺菌作用があるからです。消毒・殺菌作用の話題が出るたびに、その候補としてどちらも出てくることが多く、その都度、混乱を招いているという感じでしょうか。

消毒効果がある事から、冒頭の通り、厚生労働省からも 次亜塩素酸ナトリウム の希薄剤を共用部分に対して拭くことを促しています。

この「次亜塩素酸ナトリウム」とは、掃除に使われる塩素系漂白剤などの主成分です。お風呂掃除のカビ汚れを除去する際に用いたり、キッチンの漂白剤に用いたりします。よく聞く「混ぜるな危険」のやつです。

性質は「アルカリ性」です。他方の次亜塩素酸水は「弱酸性」です。
なので、似通った単語ではあるものの、性質・特徴は全く別物になります。

今でも少なからず発生するのが、次亜塩素酸ナトリウムを空気中に噴霧して、帯域消毒を行おうと考え、実行したことで具合の悪い方が出た事例があります。
当人は悪意なく良かれと思って実施しているわけですが、混同してはいけません。「混ぜるな危険」です。

次亜塩素酸水は電気分解で生成する

厚生労働省での次亜塩素酸水の定義はこちらです。
資料の3頁目に「定義」があります。

本品は,塩酸又は食塩水塩化ナトリウム水溶液を電解することにより得られ る,次亜塩素酸を主成分とする水溶液である。

厚生労働省

塩化ナトリウムは、学生時代に習うやつです。化学式Nacl。つまり「塩」です。
かなり乱暴に言うと、食塩水をプラス極、マイナス極を突っ込んで電気分解することで出来た生成水を「次亜塩素酸水」としているわけです。

この資料の6頁には、「4.有効性」が記載されていますのでご確認ください。この資料では、一般生活に焦点を当てている側面があり、食品消毒や食中毒を見据えた細菌への殺菌効果を検証されています。
今流行りの新型コロナウィルスへの効果は、経産省が確認を始めていますので、
もう少し待ってみましょう。

希薄液を購入する時も注意

スーパーやホームセンターで、希薄液を購入する時も注意してください。
「次亜塩素酸ナトリウム」(混ぜるな危険!!)の希薄液を作るためのものがあり、ご自身が欲しいと思って購入するものと一致しているのか、再度確認が必要です。

上述した通り、次亜塩素水は電気分解で生成されるものです。
巷で販売されている次亜塩素酸水は、電気分解にて高濃度にしたものが販売されており、皆さんが使用される際、希薄する事で適切濃度にして使うことを想定しています。以前のブログで書いた通り、本来は必要時に必要量を作って使えるのが理想的で、都度電気分解を行う生成器があれば、誤った購入をすることもなく、お勧めなのではないかとお伝えしました。

ここでは、これだけは注意しておいてください。

「次亜塩素酸水と次亜塩素ナトリウムは違うものだ。」

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