製品販売

本当に使い物になるの?AI搭載翻訳機

更新日:

AI搭載翻訳機って何?

AIとは人工知能を意味する単語ですが、翻訳機に搭載されているのはどの様な機能でしょうか。
人間の様に学習を繰り返して、機器としてどんどん賢くなるものと捉えて頂ければ概ね差支えは無いと思います。
翻訳機に搭載される機能は「翻訳」であり、色んな国の言語が対応されています。日常で話されている単語や文は、時代でも変化をしていきますし、地方に行けば同じ国でも表現が異なります(方言がある)。
日々、各国の翻訳機ユーザーが使えば使うほど、頭脳となるAIは新しい単語を覚え、前後の文脈から最適な翻訳を精度よくできるように進化していきます。これをAI搭載と位置付けています。

AI搭載翻訳機は、頭脳をクラウドサーバーとして持っています。
多言語における単語や文脈データなどは、クラウドサーバーで判定翻訳されて、
瞬時にユーザーの機体へ戻されているわけです。
なので、基本的にネットワーク接続していなければ、翻訳自体ができないものが多いというわけです。

最近の翻訳機の翻訳精度はどうなの?

正直申し上げると、どの翻訳機もGoogle、Microsoft、Baiduの自動翻訳エンジンを採用していますし、
実用的な精度差はほとんど大差ないと考えて良いです。

大差はないものの、アプリ翻訳よりはAI搭載の翻訳機の方が優れていたりすることもあり、最適解を出してくれるという意味では、翻訳執事として優秀かもしれません。

私が使っているものは、Langogo 社のGenesisになります。

海外出張が多いこともあり、現地の技術者やワーカーと話をする際は非常に重宝しています。
双方向翻訳なので、相手が話をした内容は全て日本語翻訳されて音声・テキスト表示してくれます。
見知らぬ国で何かの縁で出会った機会を、より一層の価値あるものに高めてくれる点で、手軽な翻訳機で言語コミュニケーションが取れるのは非常に重要なポイントだと感じています。

話せないから黙って飲み込むことが多い日本人には、是非とも持参頂きたいお勧めのツールになります。

会話相手が驚いてテンションあがってくる

翻訳機で会話し始めると、相手国の方々も日本語が話せないので、コミュニケーションが取れていることに感動して、どんどん話掛けてきます。

「おい。ちょっと翻訳機貸して!」とこちらの手から機器を横取って、何かを伝えようと機体へ語り掛ける光景を何度も見ました。相手の方も、見知らぬ日本人に思いが伝えられることに対して、楽しく・嬉しいと感じられている姿を何度も目にしました。その点では、バイリンガルほど優秀ではないかもしれないけれど、リアルタイムな会話が十分成立する「精度」は有しています。

旅行やビジネスシーンで確実に活躍してくれる

短期の旅行でも効果は期待できるのですが、訪問国で人と触れ合う機会や時間が長いほど、翻訳機の良さは実感できます。その点では、ビジネスシーンでは大活躍だと思います。もちろん、重要な契約や大きな商談時に翻訳機だけで取り交わしはちょっと・・・という点は否めません。通訳者をお連れすることをお勧めしますし、 いくら翻訳機の精度が良いと言えどもcase by caseだと考えます。

1台ポケットに忍ばせておくだけで、とっさに話しかけられた際、相手と会話を交わすことができ、思わぬ商談のチャンスを得られるかもしれませんし、旅行であれば素敵な出会いに発展するかもしれません。使っているツールは翻訳機ですが、両脇に存在するのは「人」ですから、自分と相手が通いあえる手段としては無駄な機器ではあり

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-製品販売

Copyright© 江藤良樹の仕事は物づくり , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.