過去に何度かコロナウィルスへの次亜塩素酸水の有効性を見てきました(以下のURLご参照)
良く分からないNews Sourceから引用するのではなく、エビデンスがしっかりしている情報を精査しつつ掲載を試みております(誤りがある場合は訂正しますので、ご指摘くださいませ)
今回は最終回として、経産省が実験結果の最終報告を出しております。
当方が多忙だったこともあり、6月に結果が掲載されてから半年経過しておりますが、追いかけてきた限りは、最後まで見届けるべく、掲載をしていきます。
経産省の最終見解
この経産省のページにある通り、有効性については「有効」であると判断されています。
新型コロナウイルスに有効な界面活性剤及び次亜塩素酸水を公表します(最終回)
経済産業省
使用条件が書かれていますので、きちんと条件を守らないと効果はありません。
その条件が以下となっています。
「独立行政法人製品評価技術基盤機構」でも、同様に使用条件が記載されています。
独立行政法人製品評価技術基盤機構
結局は、濃度が肝心であるということ、合わせて殺菌対象物の汚れを十分に拭き取ることが大切です。
2020年当初の検証では、電解生成されたものは効果が疑わしいと思われていましたが、有効塩素濃度が満足できれば、製法は問わずして効果が有ると書かれています。
一般ユーザーとしては、「使いやすさ(手軽さ)」「入手のしやすさ」「コスト」を考えて導入検討されるべきです。
過去の記事でも書いておりますが、くれぐれも「次亜塩素酸ナトリウム」と混同しない様にお願い致します。名前が似ていますが、全く別の物質になりますので注意してください。
「次亜塩素酸」という接頭表記は同じですが、効能や使い方は違います。
有効濃度をどんどん高めてしまうと、危険な物質でもある為、取り違えがない様にご注意をお願い致します。