製作物たち

板金塗装 レザートン塗装と通常の塗装の違い

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昨年末にお客様のご要望があり、レザートン塗装を行いました。レザートン塗装とは、凹凸を特殊な塗装方法で実現したものです。成型品で言えば「シボ」と言う感じでしょうか。成型品を大量生産する場合、金型を作る事が大半になり、きめ細かな凹凸を表面に設ける事が可能です。当方でもシボ帳を見ながら、お客様と粗さ(細かさ)を決める事をします。

板金の場合、シボの様な凹凸を表現する方法がいくつかあるのですが、一つの方法としてレザートン塗装という塗装方法で実現する事が可能です。2回塗装になるので、通常の塗装よりはひと手間掛かるのですが、指紋後を出来るだけ防止したい場合や、金属感剥きだしのイメージを変えたいなど、意向に応じた効果があります。

以下は、レザートン塗装(黒半艶)と通常塗装(黒半艶)の画像です。どちらも当方で製作したものになります。

【レザートン塗装】

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【通常塗装】

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レザートン塗装は、水玉の様なつぶつぶがあるのが特徴です。この粒の粗さを変えれるのですが、粗くするのも細かくするのもある程度は限界があります。より具体的には、粒を出力する塗装ノズルの大きさに依存するので、塗装屋さんがバリエーションを有しているのかどうか・・・という都合にも依存するわけです。

こうして、塗装一つを見ても色んな手法があるのはおもしろいですね。モノづくりは、苦労も絶えませんが、おもしろさや発見が魅力の一つであることは間違いないと思っています。

苦労は絶えないと書きましたが、品質管理が最も苦労をする部分と思います。興味のある方はこちらも拝読ください --->「苦労するレザートン塗装

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